羽村カイロプラクティック五十肩は関節に原因！
筋肉が収縮して起こる肩こりとは違い、五十肩は肩の関節の炎症が原因です。40代、50代に多く、肩から腕にかけて痛みが出て動かせなくなるのが特徴です。だいたい半年から１年で自然に痛みは改善してきて、もと通りに動かせるようになるには２年ほどかかる場合もあります。では、なぜ肩に炎症が起こるのでしょうか。肩関節は、複数の筋肉に支えられています。しかし、筋肉の老化などが原因で関節の動きのバランスが崩れてくると、肩関節に炎症が起きてしまい、神経を刺激して激痛が走ります。これが五十肩です。
痛みも辛いですが、痛み以外にやっかいな問題が出てきます。肩が動かなくなるのです。肩関節内には骨と腱の間に『滑液』という潤滑液があって肩関節を動きやすくしています。ところが炎症が起きると、炎症が改善する過程で『滑液』の水分が失われ、カチカチに固まってきてしまいます。これが接着剤のような働きをして、腱や骨に張り付いて肩が動かなくなってしまうのです。痛みはなくても、肩が動かなくなるという後遺症の方が、実はやっかいなのです。
こんな方が五十肩になる可能性があります。『体全体ではなく手だけを使いすぎる人』『肩を冷やしすぎる人』などが、なりやすいと方です。手ばかり使って、腕を上げることが少ない人は肩関節を動かしていません。
では、もし五十肩になってしまったらどうすればよいのでしょうか。五十肩は早い人で３ヶ月、遅い人では２年ほどで改善してきますが改善するには３つの時期があります。激しい痛みがある急性期、動かすと痛みを感じる回復期、痛みは引くけど肩が動かない慢性期があります。急性期ではなるべく動かさず、アイシング。
回復期、慢性期では、可能な範囲で肩を大きく動かすことが必要です。この時期に動かしておくと、後で関節の周りの癒着が減り動かせる範囲も大きくなるのです。
ともカイロプラクティックではゴムバンドを使った肩の運動法もお伝えしています。