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羽村カイロプラクティック 骨のゆがみは万病のもと
2018/11/08
骨がゆがむことで、神経が圧迫されると、その神経の先にある臓器にまで悪影響が出ます。どのあたりの骨のゆがみが主にどんな疾患の原因になり得るのかは写真をご覧ください。
人間の体には自律神経という神経が張り巡らされています。体のどこかに不調があれば、それを感知し、脳と連携して、正常に戻すように働きます。人間本人が気づいていなくても、寝ている間でも、自動的に自律神経が働いて、体の調子を保とうとします。しかし骨がゆがみ、神経の通り道が圧迫されると、自律神経をはじめとする神経系統の機能が低下します。その結果、さまざまな疾患が生じてしまうのです。たとえば、ある内蔵で疾患が生じたとしても、その内臓が勝手に病を作り出したわけではありません。なんらかの悪条件が重なり、さらに体の自己回復能力が滞ることによって、疾患が発生するのです。
骨盤と背骨の正しい関係
さきほど『骨がゆがむ』という表現を使いましたが、骨自体がぐにゃりと曲がってしまうことは基本的にはありません。正確にいえば、『骨の並びがゆがむ』ということです。体の正面から見れば、背骨は骨盤からまっすぐ上に伸びています。しかし、体の横から見れば、背骨はゆるやかなS字カーブを描いています。首の骨7つが、前にわん曲し、背中の骨12個がうしろにわん曲し、腰の骨5つが前にわん曲しています。これを生理的わん曲と呼びます。この状態が、人間の背骨にとって最も自然な状態です。この状態でこそ骨の『神経の通り道』として機能がフルに発揮されます。しかし特にゆがみやすいのが骨盤です。骨盤は背骨の土台になっており、骨盤がゆがむと、それに合わせて背骨もゆがみます。背骨がゆがむと首の骨もゆがみます。そうやって体中がゆがんでいくのです。肩こり腰痛もゆがみからきているんてす。